脳梗塞で倒れた独居高齢者の父のアパートの片付け

夫と二人暮らしの40代兼業主婦です。

7年前に夫が脱サラして2人で会社を始めました。

美容やお金のことを中心に日々のことを書いています。

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脳梗塞で倒れたけど死ななかったのは不幸中の幸い

父は20年以上前に母が亡くなってから家を出て、一人暮らしをしていました。

後期高齢者の父が脳梗塞で倒れました。
病院からの突然の電話 今週、私は東京に1泊2日で出張に行っていたのですが、2日めの午後に、父が住んでいる地域の病院から電話がかかってきました。 電話に出ると、 「きのう救急で運ばれ、ICU(的なところ)にいます。説明をしたいのですが、今よろ...

父に話を聞くと、

  • 先月から何となく具合が悪かったけど、気晴らしに飲みに行った
  • 飲んでいるときから気分が悪く、左側が動きにくかった
  • (代行の車で)家に帰り、寝室のベッドに辿り着く前に転んで動けなかった
  • 土曜日に飲みに行って、月曜日にお友達が様子を見に来てくれて救急車を呼んでくれた
  • 意識はずっとあった

とのことでした。

もし、ご友人が訪ねて来てくれなかったら、そのまま死んでいたはずです。

 

もし、そうなっていたら、私は立ち直れないくらい大きなショックを受けただろうと思います。

そして、死後の部屋の片付けなんてとてもする気が起こらなかったんじゃないかと思います。

今、父は病院にいて、今後は寝タバコする心配もなく、白内障の手術をして目が見えないのに運転するというむちゃをすることもできなくなったことで、心からほっとしています。

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独居高齢者の父のアパート退去のため片付けの業者さんに見積もり依頼

一昨日、業者の方に、不要品の片付けの見積もりを取ってもらい、今月末に片付けをしてもらうことになりました。

以前から、少しずつ不用品を捨てたりはしていたのですが、大きな家具などは父が絶対に捨てるなと言って、一人暮らしなのに謎に家具が多いので、1年くらい前からお願いしたい業者さんを見つけていたので、すぐに見積もりに来てもらってその場で依頼することができました。

3LDKの部屋で、大きなものとして、

  • テレビ3台
  • ベッド2台・と布団がたくさん
  • たんす2棹
  • ダイニングテーブル2つとこたつ
  • 食器棚2つ
  • 椅子が5脚
  • ソファセット
  • お仏壇
  • 家電一式(冷蔵庫、エアコン2台、洗濯機、電子レンジ等)

があったので、安くて20万、30万以上するかもしれないと思っていました。

もし高いようだったら、小さなものは市の回収サービスで少しずつ運んで大きなものだけ運んでもらおうと思い、

  • すべてのものを回収した場合
  • 大きなものだけ回収してもらう場合

の2パターンで見積もりをお願いしました。

すると、全部した場合の見積もりは税込みで172,700円、大きなものだけだと14万円とのこと。

8月と12月は依頼が多いので値段が高くなるけど、今の時期はキャンペーンで通常より5万円くらい安くなっているんだそうです。

まだ見積書も届いていませんが、思ったより安い値段で回収してもらえそうで、助かりました。

 

ただ、食器棚やたんす、冷蔵庫の中身は分別して出してほしいとのことだったので、5時間位片付け作業をしてきました。

もう一日掃除とごみのまとめ作業をしたら終わりそうかな?

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お仏壇はどう処分する?

私が一番驚いたのが、お仏壇の処分です。

お仏壇を処分するには、お寺で

「魂抜き」

という作業をしてもらうので、3万円がかかるのだそうです。

「魂抜きをしないってできるんですか?」

と聞いてみたら、

「それは・・・僕らがちょっと困るので・・・魂抜きをしたらモノになるけど、しなかったらモノじゃないから運べないので」

と言われました。

また、遺影の処分に関しても別料金なんだそうです。

母のお骨やもろもろは父方のお仏壇とは別にしていて、そのお仏壇には父方の祖母だけが入っているんだと思います。

母が亡くなった時、私は学生だったし、母も何も教えてくれなかったので、お寺との関係もなく、そもそも父は自分の実家のお寺を知らないなどど言い出すので、どうしたら良いのかな~とうっすら悩んでいました。

父は常識とは無縁な人で、悪い人じゃないけど、一緒に暮らす家族には大変な人です。

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親が元気なうちに少しずつものを処分・管理する

私が父と頻繁に連絡をとるようになった5~6年前は、もっとモノが多くて、家の中はぐちゃぐちゃでした。

特にたんすの中が着ない服がぎゅうぎゅうで、衣装ケースもたくさんあったので、

「これはもう着ないよね」

と確認しながら着るものだけハンガーラックにかけて、それ以外は使わないようにして空いている部屋にまとめました。

メインで過ごしていた6畳の部屋にたんすが2つもあって、地震があったときが大変だからです。

ハンガーラックにかけると外から見えるのが嫌だと反対されましたが、

「この方が便利だからちょっと試してみて」

といって、ハンガーラックを買いに行き、使い始めるとやはり楽だったみたいで、服が散らばらなくなりました。

そんな風に生活しやすいように動線を変えたりはしましたが、

食器ややたらたくさんある台所道具(全く料理はしないのに)、家具の処分はものすごく嫌がって絶対に捨てさせてくれませんでした。

でも、実際、父がアパートを退去することになってみると、大きな家具や食器などは業者さんが簡単に処分してくれるんですよね。

細かいもの、衣類や賞味期限が切れた食べ物、書類関係、中身が入っていない大量の箱などのほうが大変だなと思いました。

書類関係や印鑑は、全部私が管理できるようにこまめにチェックしていたのは、本当に良かったと思っています。

通帳もたくさんあったので、まとめるために銀行に一緒に行ったんですが、印鑑もどこにあるのかわからないというので、また作り直したりして大変でした。

(その後の片付けで印鑑が2つ出てきて、今回掃除していたらまた2つ出てきました)

マイナンバーカードも一緒に作りに行って、IDとパスワードも私のPCと父用の書類をまとめた引き出しに入れていたし、印鑑も私が持っていました。

ポイントカードなども整理して、カード入れや財布も使いやすいものに買い替えたりしましたが、そういう小さな作業のお陰で、いろいろな手続が比較的スムーズです。

光熱費の検針票や携帯電話の請求書もすぐに解約できるように取っておいたので、ガスはすでに立会いをして解約しました。

ゲームをするみたいに、少しずつ小さい作業を5年くらいかけてやっていたんだなーと思います。

次にアパートに行ったらあれをしよう、これをしようと決めて。

ああ、書き始めたら本当に長くなるのでもう辞めます。

ここまで読んでくださった方、まとまらない文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。

今は全部、申込みや依頼、書類の取り寄せ中だったりするのであいまいですが、手続きが終わったら具体的に書いてみようと思います。

ちなみに、のちのちにきょうだいともめないために、父が入院してからのすべての手続き、使ったお金、かかった時間などノートに記録しています。

母がいないので、父と話ができる家族は私だけで、それいがいのきょうだいは、父との連絡を拒んでいるため、父が最後を迎えるまで、私は一人で作業をすることになります。

その時に、せめてその記録だけは見てもらって、話を聞いてもらいたいと思っています。

(きょうだいとの関係は良好ですが、父が変人過ぎて長期に渡って関係を築けているのは私だけです)

本当に書き終わらなくてごめんなさい。終わりです。

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