疎遠だった父と連絡を取り、通帳を預かることになるまで(1)国保を払っていなかった父

2023/10/16に後期高齢者の父が脳梗塞で倒れて入院しました。

母が私の学生時代に亡くなり、その後、父とは年に数回連絡を取る程度でしたが、浪費家で貯金ができないため、(父が)60代後半頃からお金の管理をするようにしていました。

愚痴が多くなることもありますがお付き合いいただければ幸いです。

 

すみません、今日は長くなりそうなので記事を3つに分けます。

毎回話しが長くなってしまい、申し訳ないです。

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たまに連絡するといつもお金の問題を抱えている父

後期高齢者の父が脳梗塞で倒れました。
病院からの突然の電話 今週、私は東京に1泊2日で出張に行っていたのですが、2日めの午後に、父が住んでいる地域の病院から電話がかかってきました。 電話に出ると、 「きのう救急で運ばれ、ICU(的なところ)にいます。説明をしたいのですが、今よろ...

社会人になってから父とは疎遠でした。

数年に一度、電話するくらいでしたが、父が年金をもらい始める65歳ごろから、そろそろ父のことをなんとかしないと面倒になりそうだなと思っていました。

父は65歳時点ではまだ仕事をしていたので、年金をもらい始める前までに、繰り下げ受給の手続きをして年金の額を増やせるようにしないと、と思っていました。

でも、父が過去に借金を作って放置していたことがかなりトラウマになっていて、父に関わるとまたお金の肩代わりをさせられそうで、関わりたくない気持ちが強くあり、放置していました。

それでも、たまに連絡をして借金をしていないか?仕事はしているか確認しないと、あとで大きな問題になることは分かっていたので、憂鬱な気持ちで連絡しました。

「何か用事があるわけじゃないけど、どうしているかと思って」

電話の出だしはいつも同じ。

すると、

「最近、目がよく見えないんだよ」

という父。

病院に行ったら?というと

「保険証を持ってない」

というのです。

え、どういうこと??会社の健康保険入ってるよね?

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国保を払っていなかった

「前の会社が倒産して、今は知り合いのところでたまに手伝ったりぶらぶらしている」

「市役所から何か来ていたけど、そのままにしていたから保険証がなくて病院にいけない」

(父は、自分で事務所をしていたときからお金に大変ルーズで、収入があるにも関わらず、税金を払わなくて、いつも督促が来てからしか払わないタイプの人でした。

普通、そういう場合、母が経理をするものだと思うのですが、母はお嬢さん育ちで、自分が手伝うということは夢にも思わぬような人で、何も分からない人でした。)

私は、市役所に国保に関する課があるはずだから、今の状況を話すように伝えました。

そして、今たまに行ってるという会社で、社会保険に入れてもらうか、自分で確定申告をするかどちらかにしないと、税金が大変だと話しました。

「国保を払うお金がない」

というので、

「払えないことを相談すると分割払いにしてくれるから大丈夫。

放置していると差し押さえが来たりしてものすごく大変なことになるよ」

といって、すぐに役場へ行ってもらいました。

たぶん、督促状みたいなものの額が、父が一度に払える額2~3万を超えていたので、放置したのだと思いました。

その後、父からは病院へ行ったという報告があり、仕事も別の会社から誘いがあって社会保険に入れたようです。

父はその地域では持っている人が少ない難関資格を持っていたので、「うちに来て欲しい」というオファーはいくつかあると言っていました。

国保の方は分割にできたそうで、支払いは「できる」ということで安心しました。

もし私が連絡を怠っていたら、たぶん父が払える額を超えていたと思うし、社会保険なしのまま働いていたらと思うとゾッとしました。

仕事だけはできるけど、それ以外の部分は壊滅的で、父がいるだけで自分に被害が及ぶ、と改めて思いました。

父と縁を切って、どこから連絡が来てもすべてを拒否したいとも思いました。

でも、自分にはそれはできないとも思いました。

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どうして私が父と関わることを選んだかは過去の記事に書いています。

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その時は関われる気がしなかった

その時に、父のアパートに行って、いろいろなことを整理したりすればよかったのかもしれません。

でも、そのときは、電話の頻度を増やすことが精一杯で顔を見るのはどうしても無理でした。

会うことを決めたのは、国保未払いの件の数年後でした。

その間、きょうだいにも少し話しましたが、相談というよりは

「働いているから、大丈夫そう。借金もしていないと思う」

といった報告で、心配させないためでもありました。

私たちはどちらも、父が借金をしてその督促が自分たちに来るのを恐れていました。

特に、わたしのきょうだいは地元に住んでいたので、その不安は大きかったと思います。

(2へ続きます)

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