後期高齢者の父が脳梗塞で倒れました。

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病院からの突然の電話

今週、私は東京に1泊2日で出張に行っていたのですが、2日めの午後に、父が住んでいる地域の病院から電話がかかってきました。

電話に出ると、

「きのう救急で運ばれ、ICU（的なところ）にいます。説明をしたいのですが、今よろしいですか？」

と言われ、仕事中だしとても話を聞いたら何も出来ないと思い、翌日折り返すことにしました

状態が軽いのか重いのかだけでも聞きたかったのですが、電話の方は事務の方でどういう病状かはわからないとのこと。

翌日折り返し、病院に直接行って説明を聞くことになりました。

電話があったのは、火曜日。

父は毎週仕事終わりの土曜に居酒屋さんなのかスナックなのか分かりませんが、飲みに行くことを楽しみにしています。

多分飲みすぎてその後だろうな、と思いましたが、土曜に飲んで、入院したのが月曜だとしたら、日にちがけっこう経っているから重症なのか。

もともと毎日大量にお酒を飲んで（500mlのビールや酎ハイなど5～6本）、タバコを1日1箱吸い、食事はスーパーで全部買うような暮らしをしているひとです。

そのことで何度も喧嘩になり、禁煙外来を勧めたり、病院に連れて行ってみたり、お弁当の配食を頼んでみたり（まずいと言って勝手に解約）、全部ダメでした。

お酒とたばこのせいでお金を使いすぎて貯金がないことなど色々問題があって、ここ5年くらい父のことは私の大きな悩みでした。

母が亡くなって20年以上。

母の実家の敷地内に家を建てていて、居づらかった父は家を出てアパート暮らしをしていました。

いつかはこうなるだろうな、とは思っていましたが、突然のようにも感じました。

病院での説明

うちから病院までは車で2時間はかからない位の距離です。

父のアパートに寄って、必要な物品を揃えて病院に向かい、話を聞きました。

「左側の運動を司る部分に脳梗塞を起こしていて、症状的には重度です」

というような説明でした。

点滴で血液をサラサラにして、血圧やコレステロールを下げる薬を飲んでいるとのこと。

2週間集中的に治療をした後、リハビリ専門の病院で3ヶ月～6ヶ月入院し、その間にどうするか決めていくような感じだそうです。

父はベッドにぐったり横になっていて、呂律が回らない様子で聞き取れるけどはっきりは話せません。

病識もないようで、「今はなんだか手足が動かないけど、そのうち治る」と思っている様子。

左側の視野もかけていて、右側から話したり見せたりしないとわからないみたいです。

私は昔、老人ホームで働いていて、脳梗塞を起こしたひとを見慣れているので、かえって仕事をしているような気持ちになり、ショックはありませんでした。

むしろ、これでお酒もたばこものめなくなる、運転して事故を起こす心配もしなくて済むとホッとする気持ちのほうが強いです。

膨大な手続き

父が入院して、たくさんの手続きが必要で、気が狂いそうに忙しいです。

思いつくごとに、ノートに記録して頭を整理しています。

今月中にアパートを引き払い、車を処分して、電気水ガスを停める手続きなどなど、携帯電話の充電器も故障しているし、病院へも行かないといけません。

会社の手続きも必要になるかもしれないけど、とりあえず病状報告し退職の手続きのお願いだけしました。

今日は車を廃車にするための手続きを業者さんににお願いし（業者さんを決めるのに時間がかかりました）、アパートに残っている家具などを処分してくれる業者さんに見積もりを依頼しました。

とりあえず、明日、ガスを止めてもらうための立会いをして、その後、家具処分の見積もりをしてもらいます。

家具処分はあまり高いようなら、自分たちで運べそうなものは市の粗大ごみ収集に取りに来てもらうようにしようと思います。

1人ぐらしなのに3LDKのアパートに住んでいて、ベッドが2台、テレビは壊れているものを含め3台もあり、片付けが憂鬱です。

仕事が在宅なので、仕事しながら父関係で必要なことを調べたり電話したりで今日はぐったり。

ブログはしばらく父のことを中心に書いていくかもしれません。

病院や施設の費用、手続きなど、具体的に書いてあるものを読みたいと思っていたので、書くことを支えにしようかなと思っています。

日々のこと（主に食事ですが）は主にインスタグラムにさっとアップしていくつもりです。

自分が精神的にも、肉体的にも保つのか、こわいです。