ここ数年、寒くなる時期には米麹を使った甘酒を定期的に作るようになりました。
冬場は甘いものが欲しくなって体重が増えるという方にも、低カロリーの甘酒はおやつ代わりにおすすめです。
甘酒の栄養と美容効果
甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミン、アミノ酸そして大量のドウ糖が含まれているが、これらの栄養はいわゆる栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、「飲む点滴」と称されることもある。
wikipedia参照
これらの栄養素が甘酒に溶け出ているため、甘酒は栄養素の宝庫とも呼ばれ、高血圧や肥満を防止し、美肌や黒髪を作り、夏バテや食中毒を防ぎ、疲労を回復し免疫力を強化します。また、酵素が生きているので腸内を善玉菌で活性化させ、便秘を解消し腸環境を整えます。
甘酒のススメ。甘酒はお米で作る健康飲料ですhttp://recipe.bioweather.net/column/column03.php参照
甘酒には9種類ものアミノ酸が入っている為、肌の乾燥対策にも効果的だと言われています。角質層には天然保湿因子「NMF」がありお肌の潤いを保っていますが、この天然保湿因子は約40%がアミノ酸で作られている為です。
スキンケア大学http://www.skincare-univ.com/daily/column/009452/参照
甘酒を飲むことで腸内環境が良くなり、栄養をしっかり吸収できるようになるので、
いろんな美容&健康効果が期待できますね!
ダイエットにも甘酒は◎
甘酒1杯(100g)あたりのカロリーは、81kcalと言われています。
一方、菓子パンやスナック菓子などは、栄養価も低い上、カロリーはかなり高いんです。
品名 | 1個当たりのカロリー |
---|---|
ヤマザキ高級つぶあん | 379kcal |
薄皮粒あんパン(5個入り) | 122kcal |
コッペパン(ジャム&クリーム) | 525kcal |
アップルパイ(ヤマザキ) | 503kcal |
カルビーポテトチップス | 337kcal |
じゃがりこ | 298kcal |
肉まん | 216kcal |
豆大福 | 266kcal |
黒糖まんじゅう | 238kcal |
冬場は甘いものが欲しくなったりしてついおやつに手が伸びてしまいますが、
甘酒ならカロリーも低く、満腹感も得られるのでダイエットにもおすすめですね。
また、菓子パンやスナック菓子には栄養もあまりありませんが、甘酒の栄養には代謝を良くするビタミンB群が豊富に含まれています。
月桂冠の研究によると、マウスを使った実験で、甘酒を摂取したマウスには体重抑制効果が認められたのだそう。
その他にも、血圧上昇を抑えられたり、健忘症を予防したりといった結果もあって、発酵食品の力って偉大だなあと改めて思いました。
ちなみに、甘酒には米麹を使って作る方法と酒粕を使って作る方法と2つありますが、酒粕で作る甘酒には砂糖が含まれています。
米麹で作る甘酒の甘さは砂糖の甘さではなく麹による甘さなので砂糖は含んでいません。
炊飯器で米麹甘酒を作る方法
【材料】
・米麹 200g(150gで作ることもあります)
・お米 1合
【必要な道具】
・温度計
タニタ スティック温度計 ホワイト 防水 TT-508-WH
【作り方】
- 米を研ぎ、炊飯器の3合のメモリまで水を入れておかゆモードで炊く。
- 米麹はほぐしておく
- お粥が炊けたら、ハンドブレンダーなどで滑らかにする(こうすることで甘みが増す)
- お粥を60度~65度くらいまで冷ましてから米麹を加える。
- 炊飯器の蓋を開けたまま保温モードにし、60度くらいの温度を維持しながら6~8時間おいたらできあがり。(2時間おきにかき混ぜるが、かき混ぜなくてもできます)
*炊飯器の蓋を開けたままにすると乾燥しすぎるので、私は上にさらしを乗せて乾燥を防いでいます。
残りご飯で作るクックパッドのレシピもあります。
【保存】
出来上った甘酒は冷蔵庫で保存し、1週間以内に使いますが、その間も発酵が進むので5日以降くらいから酸味が出てきます。
出来上がった甘酒を鍋に移し、5分ほど加熱すると味が変わらず、保存期間も少し伸びるので、すぐ使い切れない人は加熱すると良いかも。
私はこの甘酒を水で少し薄めて電子レンジで温めて飲んだり、豆乳と半々にして飲んだりしています。
しょうがもいれるとさらに温まって良いですよ。
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