車の廃車手続き【高齢者の親が倒れてもう家には戻れない】

2023/10/16に後期高齢者の父が脳梗塞で倒れて入院しました。

母が私の学生時代に亡くなり、その後、父とは年に数回連絡を取る程度でしたが、浪費家で貯金ができないため、(父が)60代後半頃からお金の管理をするようにしていました。

愚痴が多くなることもありますがお付き合いいただければ幸いです。

 

父が倒れてから1ヶ月の間にやった手続きについて 一つずつ書いていこうと思います。

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車の処分 買い取り?廃車?

入院を知った2日後にやったことは、車の処分の相談でした。

田舎なので、地元の業者に頼んで万が一トラブルになったら困ると思い、大手買取業者さん(ガリバー)に連絡。

父の車は初年度登録から15年以上経つ古い車で、この1,2年は故障も多かったのですが、電話で相談中に車検も切れていることに気が付きました。

父が入院した日に車検が切れていたのです。

買い取りをしてくれるかな?と思って電話した業者さんでしたが、

「古い上に需要がない車種で、車検も切れているため値段が付けられない」

ということで廃車の手続きをすることにしました。

廃車の手続きは、ガリバーの買い取り専門部署(関東)から、父の住む地域を担当する廃車専門業者に委託しているそうで、引取までに数週間かかるとのこと。

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車検切れの車は処分できる?

車検が切れている車は公道を走ることが出来ません。

そのため、処分する場合には、業者の方に運んでもらう必要があります。

下記は、カーネクスト 廃車のコラムより引用。

Q.車検切れの車の廃車は解体すればいい?
A.車検切れの車だからと言って、手続きは何もせずスクラップをするだけで廃車が出来るわけではありません。車検切れの車も運輸支局上での抹消登録手続きを行わなければ、廃車が完了したことにはならないのです。

Q.車検切れの車の廃車手続きとは具体的に何をする?
A.車検切れの車は移転登録手続き(名義変更)は出来ません。廃車手続きは、一時抹消登録手続きか、解体を行ってから行うことの出来る永久抹消登録手続きを行います。

車検切れの車は廃車できる?注意点は? | みんなの廃車情報ナビ (carnext.jp)より

※最初は、父の車を買い取りしてもらおうと思っていたので、名義変更をするつもりで、父の印鑑証明(マイナンバーカードがあればコンビニで簡単に取れる)を準備し、委任状(車の名義を変更するのに必要)もダウンロードしていました。

廃車の場合は、名義変更がいらないんですね。

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父の車の廃車手続きをするために必要だった書類

    • 自動車検査証
    • 自動車納税証明書(その年度のもの)
    • 本人確認書類(私のもの)

必要書類はこの3つでしたが、父の車には納税証明書が入っていませんでした。

そういう場合でも運輸局で納税しているかどうかは確認できるので払っいれば大丈夫、払っていなければ請求が(私に)行きます、とのこと。

軽自動車以外の車は、自動車税の残りの期間が2ヶ月以上あると、税金の払い戻しがありますが、その手続は自分でしないといけないそうです。

(父の車は軽自動車でした)

軽自動車を除く自動車に限りますが、すでに本年から翌年3月までの自動車税を支払っていた場合、その期間の途中で廃車にした車に対して税還付が行われます。この税還付については月割ですので、3月に廃車にした場合は税還付が行われません

廃車にすると税金はいつ・どのぐらい返ってくる? (carnext.jp)より

それから、車検が切れていて公道を運転できないので、道幅の確認をされました。

(業者さんの車に積載して運ぶため、ある程度の道幅は必要)

父の車がある場所は、入り組んでいる上に道幅が狭かったので少し心配でしたが、ガリバーの担当の方がグーグルの地図を見ながら確認してくれたので安心でした。

当日になって運べませんと言われたら困るので、グーグルの地図のおかけで助かりました。

必要書類や契約書をガリバーに送ってもらったのですが、郵便事情で届くまでに一週間ほどかかりました。

必要書類に契約書を添付して返送し、3日後にガリバーさんから連絡がありました。

※返送には、到着が早く追跡ができるレターパックライトを使用しました。

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廃車業者さんとのやり取り〜車の引き取り

ガリバーさんからの連絡は

「数日以内に地元業者から連絡が行くので、車引き取りの日にちはそこで決めて欲しい」

ということでした。

数日後、引取業者の方から電話があり、日にちを決めました。

ガリバーさんとのやり取りから車の引き取りまでの間、お願いされていたのは

エンジンはかかる状態にしておいて欲しい

ということでした。

業者さんの車に積載するためには車を移動させないといけないので、エンジンがかからないと困るのです。

なので、廃車の手続きも放置して動かないとなると、仮ナンバーを取得するとか、牽引車で運ぶとかまた作業が増える(輸送費が高くなる)ので、とにかく手続きは早めにしましょう。

私は片付けなどで父の家に通っていたのでその際にエンジンをかけてバッテリーが上がらないようにしていました。

当日は、車検証の確認と納税証明書はないものの納税はしている(父に確認しました)旨を伝えただけで、数分であっけなく車は引き取られていきました。

車の引き取り相談をしてから、実際の引き取りまでは電話でのやり取りのみで、お店に行かずに済んだのは助かりました。

10月19日にガリバーさんに買い取りの相談(実際は廃車になりましたが)をして、車の引き取りは11月7日でした。

車の買い取り相談から引き取りまでは18日かかったことになります。

書類が事情で(配達業者さんを変更したばかりで日数がかかったそう)遅れていなければ2週間程度で手続きが終わったかもしれません。

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【自動車リサイクルシステム】ちゃんと廃車できたのか確認できます

廃車の引き取り当日には特に書類のやり取りはありませんでしたが、ガリバーさんからは事前に状況が確認できる「自動車リサイクルシステム」というものがあることを知らされていました。

車の引き取りから2週間後に、「一時抹消証明」というものが届くので、それに記載されている

  1. 車両区分
  2. 車台番号
  3. 登録番号/車両番号

を入力すれば良いそうです。

自動車リサイクルシステムのサイトで使用済自動車処理状況検索をすれば、今どうなっているか分かるとのことで、状況がわかると安心ですよね。

↑こんな感じで状況が確認できるそうですが、一時抹消後、解体完了までは数ヶ月かかると注意書きがありました。

廃車の手続きに関しては以上です。

車の知識がほとんどない私でも、夫に頼ることなくなんとか手続きができて良かったです。

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