2023/10/16に後期高齢者の父が脳梗塞で倒れて入院しました。
母が私の学生時代に亡くなり、その後、父とは年に数回連絡を取る程度でしたが、浪費家で貯金ができないため、(父が)60代後半頃からお金の管理をするようにしていました。
愚痴が多くなることもありますがお付き合いいただければ幸いです。
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要介護5で特養か老健か悩む
先月、入院中の父の要介護認定の結果が出ました。
要介護5の判定だったので、特養に申し込むこともできるのですが、認知症がない父に特養は馴染めないかもしれないと書きました。
医療ソーシャルワーカーの方から、
「原則老健は半年で退所ということになっているけど、施設によっては長期間暮らせるところもありますよ」
と情報をいただいて、空きがある老健を2ヶ所紹介してもらいました。
老健の見学と毎月の費用
2つの老健を紹介していただき、見学することにしたのですが、どちらの施設も、コロナのため居室の見学はできず、応接室で相談員さんと話をすることしかできませんでした。
ただ、どちらの施設の相談員さんも、感じが良く、熱心に仕事に取り組んでいらっしゃるのがわかりました。
入居者の方や、他の職員の方の様子がわからないので、どちらがどうという判断がすごく難しかったのですが、父の場合は「お金がない」という明確な判断基準があったので、費用が安い方の老健の申し込みをすることにしました。
父は自営業の期間が長かったので年金は少なく、市民税非課税世帯です。
そして、年金額は年額120万以上なので、基準となる費用の段階は「第3段階の2」ということでした。
毎月の費用は、10万円いかないくらい、だそうです。
(画像は介護保険限度額申請を適用後の額です)
もう一つの施設では、月11万円はかかるということだったので、それだと年金からはみだしてしまうんですよね。
費用が高い方の施設は、多床室でも家具の区切りで個室のような雰囲気になっていて良いなと思ったんですが、共有スペースが少なくて、他の入居者の方との交流が少なそうだな、と思ったことも選ばなかった理由の一つです。
直接見たわけではないので、はっきりはわからないのだけど・・・
ただ、やっぱり老健のほうが、人の出入りが多い分、外からの情報が得られて、特養より父には良いのかなと思いました。
入院中も、父は他の患者さんが話しているのを聞いて、「みんな〇〇しているらしい」とよく言っていて、会話に加わらずとも、人の話は聞いているんだなと思っていたので。
特養は、要介護度3以上の人しかいないので、入居者さん同士の会話もあまりないところも多いようです。
老健なら、デイサービスで来ている方もいるし、要介護度1から入所できるので、話ができる方も多くて、申込みをした施設は「けっこうにぎやかですよ」ということでした。
親といえど、施設を決めるのはすごく難しかった
2つの老健を見学したあと、父の病院に寄って、父に報告をしました。
父には、年金の額におさまるほうの施設が良いと思う、と言って、相談員さんがくれたパンフレットを渡してきました。
父にはあっさり報告したけど、私の頭の中は、どっちが良いのか混乱していました。
年金からはみ出すから、という理由で選ばなかった施設も、父の貯金(私が預かっている)でほてんすれば、5年くらいは暮らせると思うと、この選択で良いのか?もし合わなかったら?と頭がぐるぐるしました。
でも、見学後、父の病院に寄って父に報告をしたあと医療ソーシャルワーカーさんにも報告して、その日のうちにまた施設へ寄って申込みまでしました。
迷ってもしょうがない、どうしても合わないならその時また考えよう!と思って。
そして、市役所にも駆け込んで、介護保険負担限度角認定の申込みも済ませました。
介護保険負担限度額認定とは、住民税非課税で、介護保険施設(特別養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホーム・老人保健施設・介護療養型医療施設・介護医療院)に入所・入院、又はショートステイを利用されたときの食費、居住費を軽減する制度です。詳細については、以下の資料をご覧ください。
町田市HPより
あとは、申込みをした老健の空きを待って、契約をして、退院日を決めてもらうだけ。
なんですが、私はこの一連のことですっかり参ってしまい、胃と腸をこわしてしまいました。
その件についてはまた書こうと思いますが、サッと決めたように見えて、ものすごいストレスだったのだと思います。
今は、胃腸科で胃と腸の痛みを和らげる薬を飲みつつ、検査の日(来月)を待っているところです。
前回の大腸カメラが4年くらい前だったので、ちょうどよい機会と思ってもいますが、毎日お腹が痛くて少し困っています。
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