
夫と二人暮らしの40代兼業主婦です。
7年前に夫が脱サラして2人で会社を始めました。
美容やお金のことを中心に日々のことを書いています。
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2年間の挑戦
昨年、今年と段階を踏んで国家試験を受ける準備をしていました。
昨年の試験は合格、今年はその1つ上の試験で、現場経験のない私にはかなり難しい資格だったのですが、とりあえず試験は終わりました。
試験を受けてみて、実務型経験のない私には、問題の意味さえ分からないものがいくつかあり、勉強だけではどうしようもなかったという思いが残りました。
受験した人のほとんどが、関連のお仕事で経験を積まれているのだと思います。
私の立場でこの資格にチャレンジしようとしたこと自体がすごいのだ、と今は自分を慰めながら合格発表を待っているところです。
昨年の試験を受けたときは、勉強が大変だったので、この上位資格を受けるのは無理だと思っていました。
落ちたときの言い訳を、誰にも言われないのに必死で考えている自分がいて、私って試験に落ちて頭が悪いと思われるのがすごく嫌なんだなという気付きもあります。
とはいえ、とにかく試験は終わったので、自由に過ごせる時間が増えました。
私がやりたかったこと
試験が終わったらやりたかったことは2つ。
1つは、趣味でやっているスポーツのレッスンを受けること。
ですが、資格試験の勉強をしているうちに腰を痛めてしまい、今はその治療のため運動ができません。
思ったより無理をしていたみたいで、現時点では生活にかなり制限があります。
もう一つは、歴史小説を読むこと。
歴史小説は苦手なのですが、教養として理解したいという思いもあり、少しずつ読めそうな作家さんを探して読み始めていたところでした。
試験を受ける前までは、司馬遼太郎さんの本にも初めて手を出して、達成感を感じていました。
試験が終わったあと、早速図書館へ行って、今は足利尊氏を取り上げた本を読んでいるところです。
どこで何があったということばかり書いてあると読めないのですが、垣根涼介さんの本には、登場人物が何を思ってその行動をしたかということが丁寧に描かれているので、非常に読みやすいです。
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細かい場所とか、戦法とか、武将の名前とかはなかなか入って来ないですが、
なぜ鎌倉幕府がだめになったのか、なぜ戦国時代になっていったのか、ということが流れとして理解できて、高校生くらいでこんな本に出会えたら良かったなと読みながらよく思います。
それから、気持ちの余裕ができたので、文字数が多くて、重い題材を扱うことの多い帚木蓬生さんの本も借りました。
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香港で憲兵をしていた方の終戦後の話です。
調べてみると、箒木さんのお父様がモデルのようでした。
軽く読めて、普段の私の暮らしに寄り添うお友達のような存在の本も好きですが、自分の苦手な分野だったり、テーマが重いものでも、作家さんの力量で知ることが出来る、というのも読書の大きな魅力です。
気持ちに余裕がないと、そういう本はなかなか読めないですが、試験から開放された今はものすごく余裕があります。
もう少ししたら、新しい分野への参画に備え、習得しないといけないものがありますが、試験はもうないので、気持ちはだいぶ楽です。
好きなことが出来る時間があるって幸せだなあと思います。
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