趣味にも美容にもお金を使いたい私たち夫婦の【老後に必要なお金】(1)
からの続きです。
楽しむことにお金を使いたい!
いつまで続けられるか分かりませんが夫婦共通の趣味に月3万円程度は使えるようにしたいです。
それから、美容費+被服費も今よりお金を使いたい。
年を取っても、「もっとおしゃれしたい」「きれいになりたい」と思い続けられる気力を持っている人って良いなと思うんです。
そして、夫にも、ずっと素敵でいてほしいので、ある程度おしゃれや美容にお金をかけて欲しいです。
それを含んで月30万円の生活費の予測ですが、更に余裕を持って月35万とすると、+1800万。
(医療費や健康維持のためにお金がかかる方法を選ぶことができる余裕)
老後に必要なお金6600万にゆとりある暮らしで+1800万=8400万。
これだけあると、かなり贅沢な暮らしができそうですが、8400万円は大変です。
なので、年金を受け取る年齢を70歳にすると、年金の手取りは月15万→月22万円くらいに増えます。
月7万増えたら、7万×12ヶ月×30年=2520万
8400万から増える年金分2520万円を引くと5880万。
必要額を計算し、目標を立てれば大丈夫
30代のときは、老後に必要なお金を6000万円と計算して、年間200万円貯金ができれば確実に達成できると思ってやっていました。
私のパートのお給料を全て貯金し、生活費の残りも貯金。
大変なようだけど、車を持たず、無駄を省く代わりに、自分のやりたいことにはお金は使う、というやり方だったのでモチベーションが保てたと思います。
40代になる前には、開業資金などで貯金はかなり減りましたが、今はイデコやNISAなど投資のおかげもあって、計画通りに資産が増えています。
大事なことは、必要なお金を計算すること、そしてそのために何ができるか考えること。
私は試算して5880万~8400万と思いましたが、持ち家があれば3000万近くは減るし、更に趣味にお金をかけようと思わなければ1000万ほど減ります。
そして、必要なお金をどうやって作るのか?
イデコやNISAを使うのか、純粋に貯金だけなのかでいくら貯金が必要かも変わります。
利回り3%で月4万円の積み立てを30年続けると、2330万円です。
金融庁の資産運用シミュレーションより
貯金ができないなら、長く働いて、年金をもらう時期を繰り下げる(遅くもらう)ようにすれば年金額が増えます。
繰り下げをして、もらえる年金額が月5万円増えたら、30年(70歳~100歳)では1800万も増えます。
こんなふうに計算してみると、やるべきことが見えて目標が建てられるので、老後の不安はかなり減ると思います。
私たちがもらうころには、受給年齢も上がっているかもしれないし、年金額も下がっているかもしれません。
ですが、制度の変更が決まってから実施されるまでの間には、長い移行期間があります。
なのであまり悲観せず、使える制度はしっかり使って、自分たちの立てた計画が合っているか時々確認しながら備えたいと思います。