夫と二人暮らしの40代兼業主婦です。
7年前に夫が脱サラして2人で会社を始めました。
美容やお金のことを中心に日々のことを書いています。
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受注単価が最大2倍!
以前から、仕事1件あたりの単価が低いものがあって、時々夫に文句を言っていたのですが、夫は値上げ交渉をする機会を見計らっていたらしく、このたび、単価が上がることが決定しました。
仕事によっては赤字になりそうなものもあって割り振りを考えるのが大変だったのですごく嬉しいです。
遠方での仕事のときは、遠方料金を付けることや単価の値上げはこれから先の仕事だけでなく、今取り掛かっている案件すべてに適用してもらうなど、最高の条件で交渉してくれました。
小さい仕事も引き受けてきて本当に良かったです。
他の業者はここまでしないよね~と言いながら、絶対に文句は言わせないぞ、という気持ちでやってきましたのが報われたと思いました。
今、夫も私も週2~3回程度、夜に趣味の時間を持っています。
そして、昼間に病院や美容院、ヒゲ脱毛に行ったりと割と自由に時間を使っています。
忙しいときは忙しいですが、私はパート程度の時間で働けていると思うし、夫も残業なしの定時の仕事の人と比べても拘束時間は少ない。
単価は上がったけれど
今の時間の使い方のまま変わらず、仕事の単価だけがどんどん上がれば、会社の運営は楽になるんですが、仕事の量を維持できるかが今後の課題です。
今年度は、「仕事が少ない」と言われた割に、小さな仕事がちょこちょこもらえたので、家計からの持ち出しも少なかったです。
税理士さんからも「売上が思ったより落ちませんでしたね」と言われました。
需要のある仕事なので、将来が不安ということはないですが、年度によって仕事の量が変わるのが不安材料です。
単価が上がったのでお給料(役員報酬)を少し上げたい、と夫に相談しましたが、
「まだちょっと不安だから」
と言われました。
役員報酬は、年に1度しか変えられないので、一度上げてしまって途中で苦しくなっても下げることができないんです。
また、役員報酬を上げると、社会保険料も増えるので、(会社負担分も払うので負担が会社員の2倍になる)そのあたりも勘案しないといけません。
ただ、役員報酬が少なすぎると、退職する時に認められる退職金の額も小さくなり、退職金積み立てが税金で持っていかれてしまうので、うちの場合は少なすぎるのも良くないと考えています。
そして、お給料が少なければ、当然もらえる年金も少ないわけで、その辺りは老後資金と組み合わせて考える必要があります。
会社への貸付がかなりあるので、余裕がある時に少しずつ返してもらう方で調整して、いずれ余裕が出たらもう少しお給料を上げたいです。
法律も変わっていくし、お金の出口戦略を考えるのは難しいです。
仕事もプライベートも充実させたい
夫が独立する前から、ふたりでどんなふうに暮らしたいかたくさん話し合ってきました。
仕事がどんなに楽しくても、それだけに時間を費やすのではなく、若いうちにできることはやりたい、と。
そのためにお金を作るのだ、と。
独立して7年経ちましたが、売上は上がりもせず下がりもせずなんとも言えないし、役員報酬はめちゃくちゃ少ないです。
でも、
- 家計で使うお金で経費にできるものはしっかり経費として使う
- 使える制度を使う(各種補助金の利用、イデコの掛け金を会社の経費にするなど)
- 退職金を積み立てる(年間80万、家計からは小規模企業共済を利用して年間60万)
会社経営のメリットをフル活用して、少しずつ自分たちの望む生活に近づいています。
1年毎に、少しずつ余裕が生まれて、
「もっと旅行を楽しみたい」
「趣味に使う時間を増やしたい」
「年をとっても身だしなみに気を遣うお金の余裕を持ちたい」
などを少しずつ実践していけているかなあと。
収入が増えればもっとやりたいことができるけど、それでプライベートが潰れるようなことはしたくない。
仕事の単価が上がって、仕事の量を維持できれば、どちらも充実させられます。
それは、資産運用をしていて、ある程度お金の塊が大きくなると、勝手に増えていく感覚に似ています。
信用される仕事を続けていると、ある程度のところからは、あくせく働かなくても、同じ収入が得られる状態になって、仕事の量が変わらなければ自然に収入は増える。
そうなればいいな、というかそういうふうに持っていかなくては。
無理せず、焦らず地道にいこうと思います。