40代子なし兼業主婦のさわらです。
夫より、今年度は受注が少ないようだと報告がありました。
我が家は夫と2人でやっている小さな会社。
コロナ禍で仕事が減っていたのが、昨秋から回復してきて良い感じだと思っていたのですが、今年度は業界の仕事自体が少ないとのこと。
じゃあ来年度は多いのか?というと分からないらしい。
ボーナスは出せるだろうか?
わが社の半期の決算がもうすぐ出るところです。
この半年の収支はまずまずだと思うので、もう半年今の調子で行けたら、ボーナスが出せると思うんです。
法人の場合、役員(夫)のボーナスは事前にその額と、支給する日の届けを出します。
うちの場合は、だいたい毎年100万で届けを出しています。
そして、決算をして黒字になりそうならボーナス支給、赤字で捻出できないときは辞退の届け出を出します。
これには経費の調節の役割もあるのですが、うちの場合は月々のお給料が少ない設定なのでボーナスが出せるとすごく助かります。
ただ、数年前にボーナスを支給したとき、会社のお金が足りなくて、家計から会社にお金を貸した上に、ボーナス分の社会保険料の支払いが多くて大変だったので、会社がうまく行っているときでないとボーナスは出せません。
ボーナスが出ると家計的には嬉しいけど、社会保険料の支払いを思うと憂鬱という矛盾した感情が生じます。
うちの会社は、本来なら個人事業主でもいいくらいの売り上げしか無いのですが、信用という面で法人という形式を取らざるを得なかったという経緯があります。
家計のほうは、家賃が社宅扱いで安かったり、車や通信関係の費用の負担がないので一見良さそうに見えますが、会社の経営はいつもギリギリ。
70歳まで働こう。
うちの世帯年収は恥ずかしながら額面で500万円ありません。
私がもらっている扶養内の報酬も含めて、です。
ボーナスが出れば500万円を超える程度。
たぶん、この先もよほどのことがない限り、増えることはないと思います。
まだ会社を作ったときには、この先売り上げははどんどん増える、と思っていましたが、とにかく売り上げに波があるし、トラブルも少なくはありません。
平均して、今くらいもらえれば(望むとしたらボーナスの支給)ありがたい。
70歳まで(夫は今の仕事が好きなのでもっと続けたいらしい)仕事を続けられたら、老後も金銭的に困ることはないと思います。
幸い、働く時間は勤めていたときに比べると夫は半分くらい、私も短時間パートみたいな働き方(ふたりとも仕事が多いときは働く時間も長くなりますが)です。
70歳まで働けば大丈夫、70歳まで頑張ろう。
退職金という最大のご褒美と退職金控除改悪の恐怖
画像は、退職金のために会社でつみたてている保険の解約金です。
70歳で解約すると、2960万円が手に入ります。
70歳まで、毎年約90万円の保険料を払えるかどうかが最大の難関で、過去にはお金が足りなくて家計から補填したこともあります。
今年はなんとか会社のお金で支払うことができました。
さて、退職金というのは、大事な老後資金でもあります。
が、退職金にかかる税金は今後増えるかもしれないというニュースをみました。
20年以上同じ会社に勤めると、退職金控除が増えるのですが、その仕組みはおかしいと問題になっているとか。
退職所得課税では、長期勤続者に対する優遇措置の縮小を検討する。
現行の退職所得課税制度では、勤続20年を超えると、所得計算時の控除額が1年あたり40万円から70万円に増え、税負担が軽くなる。
労働移動の円滑化を阻害している要因のひとつと指摘されており、2024年度以降の税制改正で見直しを議論する。
控除を見越して高額の保険料を払っているのに、控除が減るのだったら、保険料を払わず月々のお給料を増やすのに・・・!
(保険は途中で解約すると解約率が下がるのと、解約金を退職金に使わないとただの雑収入となり税金を払わないといけないので辞められないのです)
また、退職所得控除は、5年以上間隔をあけてもらうと、再度控除が使えるので、イデコを貰うときに退職所得控除を使い、その5年後に退職金をもらえば、また控除が使えて税金を少なく出来るのですが、これも制度が変わるとしたら大変なこと。
氷河期世代は、新NISAの恩恵も少ないので、退職所得控除の仕組みを変えるなら、氷河期世代が引退してからにして欲しいです。