サイトアイコン ローコスト美容と暮らし

無料の娯楽 本を読んでいるときが一番幸せ/本が私を救ってくれる

夫と二人暮らしの40代兼業主婦です。

7年前に夫が脱サラして2人で会社を始めました。

美容やお金のことを中心に日々のことを書いています。

※今日の記事のリンクにはアフィリエイトが含まれています。

スポンサーリンク

本が大好きだった子どもの頃

小さい時から本が大好きでした。

子どもの頃のエピソードの一つとして、未だに親戚などにからかわれるのは、

「さわらちゃんは将来何になりたいの?」

と聞かれて、

「ずっとこたつで本を読んでいたい」

と答えたこと。

私が生まれ育った場所は田舎だったので図書館はありませんでしたが、父の事務所が隣の市にあり、そこには小さな図書館があったので、そこで本を借りていました。

月に2回くらいでしょうか、本を借りるのがとても楽しみで、少しでも分厚くて字が小さい、とにかく文字の量が多い本を探して借りていました。

品揃えが良い図書館ではなかったので、大きな本屋さん(当時はデパートの中の本屋さんが一番でした)で何時間も立ち読みをして、初めて自分のお金で購入したのが、大草原の小さな家シリーズでした。

赤毛のアンや若草物語など、続編のある小説がとても好きで、何度も読み返していたのを思い出します。

スポンサーリンク

公共施設が充実している今の住まい

今住んでいるところも、地方の田舎ではありますが、地元よりは都会で、ショッピングモールなどもあり、生活するには不便のないところです。

一番気に入っているのは、公共施設が充実しているところ。

市営ジムもそうだし、図書館もとても立派です。

立派なわりに人口が少ないので、本の予約をしてもわりと早く順番がまわってきます。

車が必須なので、年をとって運転ができなくなったら駅近で便利なところに引っ越そうと話していますが、そういう選択ができるのが賃貸の良いところだと思います。

スポンサーリンク

悩んでいるときも、落ち込んでいるときも、本が解決してくれる

この2~3ヶ月くらい(定期的にそうなるのですが)、ブログを更新することができませんでした。

数カ月ぶりの更新と最近のご飯など
こんにちは。 40代子なし兼業主婦さわらです。 「こんなブログ更新しても無駄だ」という思いに囚われてしまって、なかなか更新できずにいました。 なんでそういう風に思ってしまうのか、ただ好きで書いているはずなんだけど。 さて、久しぶりに更新しよ...

無駄な情報を撒き散らしているのではないか?

また、バカとかブスとかひどいコメントがくるのでは?

私がなにか発信するなんて・・・

みたいな。

書きたいことがあるときに、ふとそんな感情が湧いて、自分のブログを見ることができませんでした。

たぶん、仕事で人と接するときにうまくいかなかったり、私がやってもだめなのに、夫がやるとうまくいく、なんてことが続いたりしていたことも、自信を失う原因になったと思います。

仕事に関しては、夫と2人しかいないので、資料作成や、報告書のまとめ、電話、経理などできるところはやって、一部の苦手な人への関わりはなくしてもらいました。

友人には、「マイナス思考すぎやろ!なんでそんなにネガティブに考えるの?」と言われましたが、そう思ってしまうことを止められず。

一時期自己啓発書みたいなものを大量に読んでいた時期もあったのですが、ここまでやらないといけないのか、というガックリ感があって余計疲れただけでした。

 

動画やインスタが苦手で、ブログが好きなのは読む文字数の違いなんだろうと思います。

 

読むのが好きだから、ただ毎日気に入っているブログを読んで、更新がないとがっかりして、何でも良いから更新してほしいな、と思っていると、重かった気持ちが軽くなりました。

 

「自分はじぶんなりに精一杯やっている、苦手なことがない人はいない」と心から思えるようになったのはたくさんの小説を読む中で心にそれが落ちていったからでした。

今週借りた本。

小説、自己啓発系、趣味系(字がうまくなりたい)、の3分野で借りてみました。

【amazon】サキの忘れ物 津村記久子

本を読んだこともなく、何事にも興味を持てなかった女の子が、ある女性の忘れ物の本を手に取ったことをきっかけに本を読むようになり、最終的に本屋さんで働くようになったお話。

短編集です。

津村記久子さんの本を毎回1冊借りることが楽しいのは、毎回「私と同じ種類の人の話だ」と感じるからです。

私は会う人のほぼ100%から、「変わっている」と言われます。

「天然ですね」とか。

これは、私の父がおそらく発達障害であることと関係があるのだと思っています。

父は、専門職についていて、75歳になる今でもやめないでくれと言われるほど仕事ができる人です。

でも、仕事以外はまったくだめで、独立した専門職でなく、コミュニケーションを取りながらの仕事だったり、部下を持つような仕事だったらできなかっただろうと思うような人です。

一般常識にかなり欠けていて、子どものころから、「よそのお父さんとうちの父はなにか違うなあ」と思っていました。

私も発達障害の相談機関に相談したことがありますが、少し偏りはあるものの、今までの社会生活などから発達障害とはいえず、あくまで個性の範囲とのことでした。

(父に関してはおそらくそうでしょうとのことでした)

私は頭の中で思っていることを、文章化することが苦手です。

本をどれだけ読んでも、自分で言葉にすることは難しく、インプットしたものをアウトプットすることがうまくできません。

 

本を読んでいると、小説家って変わっている人が多くて、悩んで死んじゃう人も多いけど、変人だからこそ、特性を活かして才能を開花させている人もいて、それでいいんだ、そんな生き方ありなんだ、と思います。

(昔って破天荒でも成功している人が結構いますよね、現代だったらものすごく叩かれてなにもできなくなりそうです。)

特に、大正時代の「青踏社」に関わりがあるような人たちは当時からしたら個性的な人が多く、最近では岡本かの子さん(岡本太郎さんの母)が破天荒で、身近にいたら絶対迷惑だけど面白いと思いました。

【amazon】瀬戸内寂聴 かの子繚乱

かの子に比べたら、私なんて、何も悩む必要なんてない、超平凡人間だと思いました。

亡くなって60年以上たっても人気の衰えないかの子の強烈なエネルギー、夫や愛人、息子の献身が無ければ、かの子として生きてはいけなかっただろうと思うほど、すごいすごい人です。

才能があって、かの子みたいに生きたいか?

太宰治みたいになりたいか?

石川啄木になりたいか?

高村智恵子になりたいか?

谷崎潤一郎みたいになりたいか?

読むのは好きだけど、全部ノーです。

やっぱり私はわたしくらいがちょうど良いと思いました。

図書館は無料で本がたくさん読めて、良いよね!って書きたかったのに、書いていたら重くて長い話になってしまいました・・

モバイルバージョンを終了