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仕事ができない自分をずっと責めていたけれど。

夫と二人暮らしの40代兼業主婦です。

7年前に夫が脱サラして2人で会社を始めました。

美容やお金のことを中心に日々のことを書いています。

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どうして私だけできないんだろう?とずっと思って生きてきた

私は結婚以来、パートでしか働いていません。

体力がないとか疲れやすいとかもあるけど、家事と仕事を両立できません。

独身時代も、食事を用意できる自信がなくて、食事付きの寮に入っていました。

みんな普通にやっていることなのに、どうして私にはできないんだろう?

ずっとできない自分を責めていました。

今もですが。

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細かいことに気がつくから、進むスピードが遅い

最近読んだ、寺地はるなさんの小説を読んでいて思ったことです。

何かを進めようとする時、細かいところに気がついてしまうから、気づくごとに立ち止まっで考えたり、悩んだりして進めるスピードが遅くなるのだ、と。

少し前に第一印象が大事だ、という記事を書きました。

第一印象の重要性を改めて知った日
初対面率80%の仕事で 私たちの仕事では、お客さんに会うときの初対面率が夫は80%、私はほぼ100%。 仕事を頂いて、お客様に会う→話をする→契約する、というのがものすごく大まかな仕事の流れです。 そして、私たちが働く業界でよく聞くトラブル...

第一印象が大事だから身だしなみに気をつけてるよ、っていう人は多いと思います。

でも、私の場合、自分だけでなく夫にとって少しでも良いように、と思って夫の分までやってしまう。

そして、洋服にブラシをかけるだけの作業にしても、どのブラシが良いの?どの大きさが良いの?どんなふうにかけるのが正解?などいろいろなことを考えたり調べたりします。

人が10歩進んでいる間に、0.1歩くらいしか進んでいないような気がして、今でもたまに落ち込みます。

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長所と短所は表裏一体

私はいつも、いろいろなことが全然進んでいない、と感じて「自分はできない人間だ」と思ってしまいます。

だけど、よく考えると、細かいところに気がつくことは長所でもあり、進むのは遅いけどとにかくやっているということも長所なのかも。

小説を読んでいて、ふと、

お金のことに関して、結婚したときには投資の知識はほぼなかったのに、今はNISAに対して特に不安も感じず、最新の情報を追えている、と思いました。

投資が怖くてごく少額しか積み立てられず、悩んでばかりで進まないと思っていたのは10年以上前で、その頃の私と今の私はぜんぜん違う。

仕事ができなくて、あまり会社の売上には貢献できないけど、家計の資産は順調に増やせていて、お金に困ったことはありません。

仕事ができて、お金は稼げるけど、貯めるのは苦手でお金が増えない人もいます。

でも、そういう人を見て、だめだなって思わない。

仕事ができてすごいなーって思います。

だったら、仕事はあまりできないけど、お金貯めれるよ、という自分を少し褒めても良いのではないか?

仕事もできて資産もバッチリ、子育てもして、という方もたくさんいらっしゃって、私なんかそれに比べるとできることが少なすぎて、小さすぎて悲しい。

でも、人にはそれぞれの能力があって、それは平等ではないので、与えられた能力の中でやっていくしかない。

私は自分に与えられた能力の中でがんばっている、それでいいではないか?

けどやっぱり仕事ができなくて申し訳ない気持ちになる、

という話を夫にしたら、

「え、普通に仕事できてるけど」

と言われました。

普通にはできてないと思うけと夫はそう思っていたのか。

内心イライラしてたりするかと思っていたけど、そうではないらしいです。

 

というか、こういうことをチミチミ考え続ける事自体が細かくて、それを考える暇があったらなにか行動できれば良いのにできないのが私なんですね…

細かいことばかり考えているからブログが続けられるのかなと思ったり、ブログ書いたからって何なの、って思ったりして結局また細かいことばかり気にしています。

でも、本を読むと、ネットとは全く違う価値観や考え方が思い浮かぶようになって、心がノビノビすることがあります。

本はいろんな世界を見せてくれて、世間体や周りの評価に縛られている自分に気付かされます。

寺地さんの小説は主張が強くてこれを伝えたい、というのがはっきりしていて、昔の少女小説のような分かりやすさです。

清く正しく、的な。

それに慰められたり共感できたりして、みんな色々あるよねって思えて良いです。

とりとめのない、というか自分でも何を書いているのかわからぬ記事になってしまいました。

いつも読んでくださってありがとうございます。

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